製造業品質管理からの転職

製造業品質管理からの転職

新卒で電子部品の製造メーカーに就職し、6年勤務致しました。部署は品質管理部門に籍を置いており、日々の製品の分析や出荷基準の検査がメインの仕事で学業も活かすことが出来、やりがいを感じていました。ですが会社の業績が傾いてくると、所属はそのままに応援という名目で製造現場への作業命令が出ました。最初はいつもと違う業務に新鮮さを感じていましたが、一向に元の部署には戻れずじまいで会社に対する不信感が募ってきました。基本的に若い社員は体力的に余裕があるということで、20代の人間はほとんどが製造現場勤務を強制させられてしまうのが実態です。

 

そうしているうちに夜勤や休日出勤、残業が増えるにも関わらずボーナスは一律5万となってしまい、いよいよ会社に危機感が走ってくるようになりました。やがて早期退職募集が行われ、その頃には退職を決意していたのですぐに手を挙げよい条件で退職出来るよう進めました。同じ業界内での転職も最初は考えていましたが、当時20代半ばだった事もあり全く新しい業種に飛び込んでみたいと思い始めていました。

 

色々考えた結果、接客業や飲食業界を一度経験してみたいと思い求人にいくつか応募することにしたのですが人員不足の業界なだけあって転職活動開始4日目で新しい勤務先が決まりました。もちろん未経験なため、アルバイトからの採用でしたが週6日の1日9時間勤務です。体力は今までの激務で少し自信がありましたので余裕だと思っていました。実際接客をするようになって、色々な人と接するのがこれほど大変なのだと改めて思い知らされました。

 

事情があり結局半年ほどで辞めてしまいましたが、今では自分が客としての立場になった時、店員さんに対していつもおおらかな気持ちで接することが出来る様になったのが良い経験となりました。